海外ドラマ CSI 科学捜査班Top >  グッズ >  CSI:科学捜査班―ダブル・ディーラー (角川文庫)

CSI:科学捜査班―ダブル・ディーラー (角川文庫)

CSI:科学捜査班―ダブル・ディーラー (角川文庫)

マックス・アラン コリンズ

CSI:科学捜査班―ダブル・ディーラー (角川文庫)

定価: ¥ 740

販売価格: ¥ 740

人気ランキング: 133076位

おすすめ度:

発売日: 2005-03

発売元: 角川書店

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



TVシリーズっぽい
殺人の起きた時期と死体の発見状況は異なるが、後頭部にぴったり1インチ離れて2つの射入口を持つ死体が発見される。ここがCSIのCSIたる所以なのだけれど、証拠が導くまで「異なる事件」として捜査をつずけるが、やがてFBIの横槍が入りだす。

といったストーリーです。



最後数ページの爽快感は、コールドバーン、シンシティ以上。

TVシリーズそのものを見ているようなスピード感があります。

グリッソム最高!

チームうちでの人間関係の遊びもいっぱい入っていて、いぢられキャラのグレッグも健在。

捜査員同士の力関係や、お互いの絆をおもわせる部分も入っています。



シリーズによく登場する捜査員が想像した犯罪状況を再現する部分まで再現されてますし。

これによって読者や視聴者はまんまとミスリードされてしまうわけですが、思考の過程をみているようで、面白いです。



銃社会ではないのでよくわからないこともありますが、本書は細かく証拠についてかかれており、引用されている文献、事例がほんとうかどうかはしりませんが、「なるほど、そういうものなのか」、と納得させられるところがあります。

入門書
 テレビ東京でも放送中だが、警察24時より現実味があるし、ワイドショーで元警察官のコメントを聞くより解りやすい内容が盛り沢山。司法解剖シーンは一見気色悪いが、解剖学の勉強と思ってみれば大丈夫。自分自身が医学生になったつもりで見る事だ。

 「この病気を持つからこういう反応が出た云々」「この傷跡は生前この様な怪我をした自然治癒の証拠云々」等、日々の健康管理にも繋がるセリフも盛り沢山。

 ガス爆発(スプレー缶含む)・交通事故・病原菌・諸々の怪我等、現場鑑識の場面でも、日々身近に起こり得る可能性が無きにしも非ずといえなくもない安全管理・治安・人間関係のトラブル等、今すぐ役に立つノウハウが満載でもある。勿論、悪用してなならない。ここで書くノウハウとは、いかにして安全管理をなすべきか、地域安全において自分でも簡単に実行できる事は?、人間関係のトラブル解消・回避法の事だ。どうすれば被害者にならずに済んだか、どうすれば加害者にならずに済んだか、法を犯さずにすんだか、犯罪に手を染めずに済んだか。忘れてはならない、心理学(療法含む)の勉強にもなる。

 国内ドラマの現代サスペンスものも負けじと健闘しているようではあるが、まだまだCSIやマイアミヴァイスに劣る。日本は時代劇物ドラマでそれらをクリアしている。最近のものでの良い例が「子連れ狼」「大岡越前(北大路欣也主演)」「八州廻り桑山十兵衛」であろう。 さすがに鑑識技術としては時代が時代であるから比べようがないが、あの時代あそこまで看破出来れば合格と言わねばなるまい。

 ショッキングなのは、被害者遺族が犯人であるケースが多い事だ。これは国内外問わず現在の社会病理をありのまま映し出している貴重な再現ドラマといえる。実に皮肉な現実だ。

「昔はこんな事無かった。」

と誰もが口にするが、実は昔から同じ事件は起こっており、鑑識技術の向上・法改正によりやっと明るみに出来た事件・事故が圧倒的に多いと見るべきだろう。

期待を裏切らぬ面白さ
 ラスベガス市内のホテルで男の射殺体が発見される。頭部には二つの銃痕。おりしも市内で同じ銃痕を持つミイラ体が見つかった。果たして二つの事件の犯人は同じなのか。鑑識チームCSIのメンバーは証拠を追い始める…。
 人気TVシリーズ「CSI」の主要人物たちが登場するオリジナル小説です。
 かつてW. Harringtonが書いた刑事コロンボのオリジナル小説を何冊か読んだことがあります(「The Grassy Knoll」「The Hoffa Connection」「The Helter Skelter Murders」等)。JFK暗殺やホッファ失踪事件、チャールズ・マンソン事件など、アメリカ現代史の著名な事件に絡んだ犯罪をコロンボが解決していくという物語ですが、どれも水準以下の出来で、読んで損をしたという苦い思いばかりが残ったものです。
 本作「ダブル・ディーラー」はそうした人気TV番組あやかり型のB級小説とは一線を画す品質の高さを保っています。飽きさせぬストーリー展開は見事で、警察小説として上出来の部類です。
 著者はTVシリーズのライター陣に名を連ねているわけではありませんが、この人気シリーズをきちんと勉強していて、主要登場人物たちの背景や性癖を忠実に踏襲しています。
 グリッソム主任は相変わらず格言の類いを引用して部下たちの顔をしかめさせます。サラはそのすきっ歯が魅力的だと書かれています。こういう細かい記述がCSIのコアなファン心理をくすぐります。
 ブラス警部はCSIを外されたことをまだ苦々しく感じていますし、ウォリックはギャンブル依存症であったことが問題視されているところをみると、この小説はテレビシリーズの第一シーズンないし第二シーズンあたりに時代設定されているようです。
 小説版CSIはアメリカでシリーズ化されています。順次日本でも翻訳版が出版されることでしょう。期待しています。



関連エントリー

海外ドラマ CSI 科学捜査班Top >  グッズ >  CSI:科学捜査班―ダブル・ディーラー (角川文庫)